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航空券のバーコードをネットで晒すと危険な理由

 航空券のバーコード。

どんな情報が含まれているか知っていますか? 名前や航空券の予約番号、マイレージ番号等、あのバーコードには存外多くの情報が含まれています。

今日は、航空券のバーコードに含まれる情報とは何なのか、他人に情報が知れ渡ると何が起こるのか、考えてみます。

ANA-航空券-サンプル

ANAホームページより航空券のサンプル

 

そもそもバーコードって何なのか

バーコードって言うと、縦線がいろんな間隔で並んでるやつを思い浮かべるかもしれません。

バーコードヘア

航空券にプリントされているバーコードは、二次元バーコードというヤツで、縦・横両方に情報を持つことができるので、 一般的な縦線だけのバーコードよりも情報量を多く持たせることが出来ます。

国際線の航空券のバーコードだと、英数混在でも2000文字近くの情報を保有することが出来ます。2000文字ってどれ位かわかりにくい?参考までに、この記事の文字数が1954文字です。

QRコードって身近な感じがしますが、あれも二次元バーコードの一種です。

基本的に、規格が違うだけで技術原理は同じ。航空券のバーコードの読み取りだって難しくないです。

搭乗ゲートにあるバーコードリーダが無くても、航空券の長いバーコードでも読み取りが可能なウェブサイトもありますので、一般人でも簡単にバーコードの読み取りは出来ます。 さらに最近は、簡単に読み取れるアプリが出回ってるようです。

航空券のバーコードに含まれる情報とは何か

では、航空券のバーコードにはどんな情報が含まれているのでしょうか。

航空会社のWebページの予約画面でみれる情報が含まれていると考えていただければよいです。

名前はもちろん、チケット予約番号、予約便名や座席、搭乗日、マイレージ会員番号、パスポート番号、預け荷物情報、同行者情報など。

航空会社によって、バーコードに登録してる情報はまちまちでしたが名前くらいはすぐにわかりました。(自分のチケット読み込んでみた) 

イーチケットの規格ってIATA(国際航空運送協会)が定めてまして、二次元バーコードに含まれる情報の規約もIATAが定めています。

規約は公開情報として出回ってますので、詳細を知りたい方は検索してみてください。

バーコード情報が他人に知れる危険性

航空券のバーコードには個人情報が詰まってることがお分かりいただけたと思います。

ではどんなことが起きるのか考えて見ましょう。

復路便が知らぬ間にキャンセル

本名と予約番号がわかると、航空会社によってはWEBから予約の変更やキャンセルをすることが出来ます。

搭乗ゲート前で航空券やらパスポートの写真を撮ってSNSにアップ。

「これから出発です♡」

よくありますね。

これにバーコードが含まれていたとするなら、真ん中両脇他人の座席が勝手に指定されたり、最悪復路便のキャンセルだって他人が出来るかもしれないのです。

チケットキャンセルされて帰れなくなって、チケット再購入なんてなったら悲惨ですね。

貯めたマイルがどこへやら

マイレージ会員番号がわかったら、マイルを勝手に全部抜かれるとかあるかもしれません。 もしも電話番号を登録してたら、勧誘電話がかかってくるようになったり、クレジットカードの番号を情報登録してたら、カードが不正利用される可能性もありますね。

パスワードがわからないんだから、会員番号だけ分かっても大丈夫でしょ!と思うかもしれませんが、他の情報から複合的に類推してアクセスされる可能性があります。

愛妻家のあなたは、奥様の誕生日や名前をパスワードにしているかもしれません。航空券情報は同行者情報も含まれる場合がありますので奥様と旅行されてたら・・・。それっぽいパスワードを試したら他人でもログインできるかもしれません。

そんなしょぼい認証システムはないって?まあ、 パスワードがわからなくても「好きな国は?」、「母親の旧姓は?」なんて質問形式でパスワードを再設定できる航空会社もあります。

ブログやツイッタなどで好きな国名くらい書いてるかもしれないし、本名がわかっているので、フェイスブックなど実名から辿れば、母親の旧姓位わかるかもしれません。

ちゃんとバーコードを隠してSNSにアップしたのに・・?

二次元バーコードの特徴で、全体の何割かが欠損しててもデータ復元することが出来ます。 パリティビット(誤り検出のための符号)が付与されているので、バーコードがかけてても読み取ることができる場合があるのです。

もちろん欠損具合によりすべてが復元できるわけではないです。しかし少し隠したくらいだったら、読み取れるかもしれません。

明日は我が身。

結構厳しい内容を書いてみました。

数年前に比べて、リアルタイムで簡単に画像や動画を発信できるようになった昨今。

自分の身は自分で守る。気をつけたいものです。